刊行情報:ディスカッションペーパー(全所的プロジェクト研究シリーズ)CREP No.7
ISS Joint Research Project Discussion Paper Series地域主義比較プロジェクト(CREP)の7号(田中信行「中国法の変容とグローバル化の課題」)が刊行されました。
ISS Joint Research Project Discussion Paper Series地域主義比較プロジェクト(CREP)の7号(田中信行「中国法の変容とグローバル化の課題」)が刊行されました。
全所的プロジェクト「失われた10年? 90年代日本をとらえなおす」の研究成果、東京大学社会科学研究所(編)『「失われた10年」を超えて II:小泉改革への時代』(東京大学出版会、2006年2月)が刊行されました。東京大学社会科学研究所(編)『「失われた10年」を超えて II:小泉改革への時代』(東京大学出版会、2006年2月)
─目次─
序章 政治展開・小泉政権の意味:「失われた10年」との断絶,「失われた10年」以降の端緒(樋渡展洋)
I 政府制度的改革
1章 小泉改革の位相:先進諸国の中の日本の政治変化と政策対応(樋渡展洋)
2章 政治的リーダーシップと構造改革(グレゴリー・W・ノーブル/杉之原真子訳)
3章 国家・社会関係:市民セクターの発展と民間非営利法制(佐藤岩夫)
II 政策的課題
4章 長期経済停滞下の財政運用と銀行部門再建(樋渡展洋)
5章 政治的リーダーシップと財政投融資改革:成果と限界(グレゴリー・W・ノーブル/豊福実紀訳)
6章 三位一体改革による中央地方関係の変容:3すくみの対立,2段階の進展,1つの帰結(北村亘)
7章 改革の中の逸脱:労働政策(中村圭介)
8章 空洞化する社会的セーフティネット:社会保障改革の失われた15年(大沢真理)
III 国際的課題
9章 対外経済政策:日米構造協議から東アジア共同体へ(中川淳司)
10章 冷戦後の安全保障戦略(樋渡由美)
研究会案内 社研シンポジウム
2006年3月22日(水)に、東京大学社会科学研究所(編)『「失われた10年」を超えて』(東京大学出版会)の出版を記念して、第20回東京大学社会科学研究所シンポジウム「「失われた10年」を超えて」を開催いたします。
14時10分〜14時50分経済危機の教訓橘川武郎(東京大学社会科学研究所)14時50分〜15時30分「失われた10年」を巡って堀内昭義(中央大学)
プログラム | ||
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14時00分〜14時10分 | 開会のことば | 小森田秋夫(東京大学社会科学研究所長) |
休憩 | ||
15時40分〜16時20分 | 「失われた10年」と日本型福祉レジームの変容 | 新川敏光(京都大学) |
16時20分〜17時00分 | 政治改革後10年 | 谷口将紀(東京大学) |
17時00分〜18時00分 | 討論 | |
司会:平島健司(東京大学社会科学研究所) |
ご関心のある方はご自由にご参加ください。
※申し込み不要・入場無料。ただし席数の関係上、満員になり次第お断りすることがあります。ご了承下さい。
問い合わせ先:lostdecade@iss.u-tokyo.ac.jp
所員の発言
本田由紀のインタビュー記事がインターネット・コンテンツ「タケロー・スタンバイ!現場にアタック」1月9日分に掲載されました。
佐藤岩夫・菅原郁夫・山本和彦(編)『利用者からみた民事訴訟:司法制度改革審議会「民事訴訟利用者調査」の2次分析』(日本評論社、2006年3月)が刊行されました。
詳細、目次は、「所員の図書」のページをご覧ください。
ディスカッションペーパー(日本語シリーズ)に、中村圭介「石田光男を読み解く:『仕事の社会科学』を素材に」(J-138)のpdfファイルを追加しました。
所員の発言
玄田有史の「女性にも大きな「影響」に驚き「職」の不安が出産の不安に」が『AERA』(2006年2月27日号)に掲載されました。
研究会案内
2006年3月30日に、 Contemporary Japan Group (現代日本研究会) “Environmental Policy, Economic Competitiveness, and the Policymaking Process in Japan”(報告者:Mark Elder/ミシガン州立大学 ジェイムス・マディソン・カレッジ)が開催されます。
詳細は、研究会・セミナー案内をご覧ください。